前回は教育の話だったので、今回は卒業後。
UTMはマレーシアでトップ5に入る工学で有名な大学だが、どんな将来を描いているのか?
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まず、就活について
マレーシアでは卒業してから就活を始めるのが一般的らしい
大学のレベルに寄るが、UTMなら80%が6ヶ月以内に就職先を見つけるそう。
NO.1のマラヤ大学なら割合はもっと高くて85%くらい。
でも日本と同じように、就職前に面接を受けてインターンする機会はあるらしい。
日本の短期インターンと違って、欧米的な長期インターンらしいけど。
一昔前は政府の方針で色々な化学工学のプロジェクトが進んでいて、エンジニアの需要が高かったらしいが、今は政府が変わって需要はやや下がり、就職難になったとちょっと不安そう。
それもそのはず、今回お世話になってるマレーシア人は殆どが化学工学部で、エンジニアになりたくて勉強してる子達だ
マレー系女子には結婚の話を聞いた。
中国系の学生の結婚は日本と同じ感じだが、マレー系はムスリムの文化を引き継いでいる。
ムスリムは早めに結婚することが多く、学部を卒業したらすぐに結婚することも珍しくないそう。
グループの中にも来月結婚するという修士の女子がいた。
1年前から人気の式場を抑えていたの!と嬉しそう。
ムスリムって女性の地位低そう。。。とか思ったのだが、
でも祖父母と生活するのも一般的ではないらしいので、誰が世話してるの…?と聞くと
まあ所謂幼稚園がたくさんあって、幼稚園が終わった後は宗教の学校や言語の学校など所謂習い事にそのままバスで送ってもらうらしい。
でも幼稚園に入れるのは3歳頃って言ってるから…え、なんでそれで4人も子供戦しながら働けるの?って感じなんだが。
学生に聞いても
まあみんなどうにかしているよ。
くらいしか返ってこない。
でも教授や修士の女性比率は高いから、女性が活躍しているというのは間違いなさそう。
日本の理工系とか女子少なすぎるし。
子育てのことやジェンダーギャップの話を色々聞いたら、日本が見習うべき事も多そうだな。
女性が家庭に入ることはそんなに一般的じゃない。
最近は多くの女性が高い地位で働いているよ。