シンガポール・シャングリラホテルで社会科見学させてもらう機会があったので紹介します。
別に企業秘密とかは載せていませんが、
「お金があったら泊まりたい!!」
と思ったので、お金ができるまでの記憶用に・・・笑
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目次
- シャングリラホテルの歴史と概要
- シンガポール・シャングリラホテルについて
- 家族でリゾート気分を味わう。ガーデンウィング
- アメリカ大統領も泊まった。バレーウィング
- 小さい子供がいるなら!タワーウィング
- まとめ
シャングリ・ラ ホテルの歴史と概要
シャングリ・ラ ホテルは世界中の主要都市に展開する5つ星ホテル。
現在は香港に本拠地がありますが、創業者は中華系マレーシア人のロバート・クオック氏で、最初のホテルはシンガポールに建設されています。
アジア出身の高級ホテルなんですね。
その歴史は1940年代からスタートしています。
現在のシャングリ・ラ ブランドは5種類
- シャングリ・ラ ホテル ビジネス客と観光客向け。 都心にあってもホテル内にプール等があり、リゾートが成立するようになっている。
- シャングリ・ラ リゾート 非日常的な立地に建てられたリゾート。 プライベートビーチとかあるやつ
- トレーダースホテル ビジネス客用に会議室などが付いている。 他のブランドよりやや安い。
- ケリーホテル 2011年に始まった高級新ブランド。
- ホテルジェン 2014年に始まった新ブランド。 トレーダースホテルからの転換でできていることが多く、他のブランドよりやや安い。
「旅人を大切な家族のように」をモットーに、アジア的なホスピタリティでサービスを提供してくれるホテルです。
シンガポール シャングリ・ラ ホテルについて
シンガポールのシャングリラホテルはファミリー層に人気な高級ホテルであるだけでなく、アメリカのトランプ大統領や日本の安倍総理も訪れた、公的な場所に利用されるホテルでもあります。
マリーナベイサンズのような都心に位置するホテルではなく、日本で言う銀座のような立ち位置のオーチャード通りから少し坂を登った閑静な場所に位置していることが、シャングリラホテルをそのようなホテルにした理由の一つでしょう。
22 Orange Grove Rd, Singapore 258350
MRTでどこにでも行けるシンガポールですが、シャングリ・ラホテルはMRTの最寄駅から10分ほど坂を登らなければならない場所にあります。
都市のど真ん中にあるマリーナベイサンズのようなホテルに比べるとやや不便ですが、その分閑静なリゾート空間を楽しむことができます。
シャングリラホテルにはガーデンウィング、バレーウィング、タワーウィングという3つの塔があり、それぞれターゲットが異なります。
今回の社会科見学ではそれぞれの塔について紹介していただきました。
家族でリゾート気分を味わう。ガーデンウィング
まずはガーデンウィング。
その名の通り1万4千本の木が植えられており、リゾート感のある客室となっています。
バルコニー付きで開放感があるので、リゾートの雰囲気を楽しみたいファミリー層向けとされています。
親子三世代でで楽しめる部屋、という話もありました。
どこかの世代に特化したわけではないので、みんなで楽しくリゾート気分を味わえそうです。
アメリカ大統領も泊まった。バレーウィング
次に案内されたバレーウィングは、大統領も訪れる最も高級な塔でした。
大統領など特別なセキュリティが必要なVIPが来るときには、バレーウィングを丸ごと貸切にするそうです。
塔に入る手前から静かにするように注意され、塔全体に閑静でラグジュアリーな雰囲気を漂わせられるように注力していることが分かります。
バレーウィングは他の塔とは完全に隔離されており、チェックインからチェックアウトまで全て塔内で行うことが可能。
さらに、この塔の部屋だけにはバトラーサービスが付いており、部屋から出なくてもほとんどの用事を済ますことができます。
バトラーサービスというのはお客様専属の客室係、つまり「執事サービス」です。
全ての施設の利用料や飲み放題になるロビーのアルコール代が含まれているため価格は高くなりますが、プライバシーを気にするVIP用の部屋として売り出されています。
バレーウィングに泊まれば、ロビーでシャンパンが飲み放題です。
シャングリ・ラ ホテル自体が丘の上の閑静な場所にあるため、VIPに人気があるそうです。
アメリカのトランプ大統領がシンガポールで北朝鮮と会談するとき、宿泊ホテルとしてシャングリ・ラを選んだのもセキュリティー面で都市のホテルより強かったからです。
小さい子供がいるなら!タワーウィング
タワーウィングは、小さい子供がいるファミリー層向けの塔。
ファミリールームに宿泊すると1歳から3歳までの子供を預けられるキッズクラブを利用することができ、両親だけで観光を楽しむことができます。
客室のあるフロアに降りた瞬間、小さい子供への配慮を感じます。
角はぶつかっても痛くないように全て丸まっており、子供らしい、可愛いオブジェもたくさんあります。
ドアノブの位置も、子供が開けられるように少し低くなっていました。
部屋には、部屋のテーマに合わせたベッドや宝箱など、子供が楽しめる仕掛けが多くありました。
子供がようやく通れるくらいの大きさの扉など、冒険心をくすぐってきます。
宝箱は、毎日届くクイズに答えてパスコードを集め、宿泊最終日に宝箱を開けられる、というような大人でもちょっと興奮する仕掛けです。
部屋のデザインテーマは、城、宇宙、水中、ジャングル、木の上の5種類があり、写真は「水中」をテーマにしたものです。
また、シンガポールでは家庭で雇っている教育係のお手伝いさんも一緒に旅行に来ることが一般的なので、お手伝いさんが寝るための小さいお部屋もついています。
(ほとんど隠し扉状態なので、見つけたら「これがお手伝いさんの部屋か」と思ってください)
終わりに
海外でのキャリア形成を学ぶ社会科見学でしたが、普通にシャングリ・ラホテルに泊まりたくなった筆者でした。
値段は安くはないですが、時期を選べば1部屋1泊2万円ほどと、手の届かない値段でもない?
日本人には、「シンガポールで高級ホテルといえばマリーナベイサンズ!」というイメージがあるため少々売り込みが難航しているそうです。
確かに、マリーナベイサンズに泊まれば有名な屋上プールが使えますが、プール以外の屋上はホテル宿泊者以外でも入れる展望デッキ。
都市の喧騒から離れて、オーチャードの高級街でゆっくりリゾートを堪能するのもありではないでしょうか。