オスマン帝国の古都、ブルサ。
イスタンブールからはフェリーで行くのが便利なようですが、今回はカッパドキアから夜行バスで行ったのでブルサのオトガルに到着。
ブルサから市街に行く方法が分かりにくくて私も困ったので、書き留めておきます。
ブルサのオトガルは、Bursa bus terminalと言えば大体通じますが、トルコ語ではBursa Şehirlerarası Otobüs Terminaliと書きます。
市街に行くためのバス停留所は、長距離バスの発着ターミナルとは建物の反対側にあります。
ブルサ・バスターミナルの建物内には売店も多くあるので、簡単な軽食は買うことができます。
ブルサ・バスターミナルの建物を出るとこんな感じ。
目の前にショッピングモールがあり、一階にスタバが入っているので電源もwifiも使えます。
さて、市街に行くためのバスに乗る方法。
トルコの市街バスに乗るためには、suicaのような交通系電子マネーカードが必要です。
この交通系電子マネーカードは都市ごとに異なり、イスタンブールではイスタンブールカード、ブルサではブルサカードを購入する必要があります。
カードはプラスチックのケース付きで、結構しっかりしています。
因みに、トルコの学生が発行できる学生カードでは月額制でほぼ全ての交通機関が乗り放題になるようです。
公共交通機関にはこのカードがなければ乗ることができません。
高額紙幣を扱えないどころか、現金を受け付けてもらえません。
バスに乗る前に必ずこのカードを買いましょう。
カードはブルサ・バスターミナルを出て右に進んだところにあるコンビニのような場所で買うことができます。
看板も出ています。
cardは、トルコ語ではkartになるようです。
カード本体の購入に6.5TL支払い、あとは好きな額をチャージしてもらいます。
一回バスに乗るごとにかかる交通費は3TLくらいなので、高額をチャージする必要がありません。
市街地にもチャージできる場所はあります。
ブルサカードを購入したらバス停に向かいます。
この写真の奥にタクシー乗り場とバスターミナルが並んでいます。
バス停の上に行き先が書いてあり、時刻表も貼ってあるので分かりやすいと思います。
ウル・ジャーミーなどがある市街地に行くなら38番バスです。
トルコ人は親切なのですが、大抵英語が通じません。
トルコ語で行き先を紙に書いてここに行けるか確認しようとしたところ、とてもゆっくり、丁寧に、トルコ語で説明してくれました。
コミュニケーションは非常に難しい国でした。
オフラインgoogle mapをあらかじめダウンロードして、降りる場所を確認しながら乗るのが良いと思います。
ブルサには電車もありますが、路線が少ないのでメインの交通機関はバスになります。
ただ、このバスがgoogle mapにも出てこない。
ローカルのホストに聞いても、交通案内アプリなどはほぼ使っておらず、バスの番号を覚えていると言っていました。
交通機関に関しては、イスタンブールよりかなりハードルの高い街でした。
タクシーを使っても日本ほどは高くないので、分かりにくい場所に行くならタクシーも検討する必要があるかもしれませんね。
では、古都ブルサを楽しんでください。