イスタンブール観光の定番の一つ、アヤソフィア。
2つの宗教が混じった唯一の建物です。
私とホストが行った日はとにかく天気が悪かった・・・
雨も降ってきたのでとりあえずアヤソフィアのすぐ隣のカフェに避難。
サラップ(Salep) を頂きました。
サラップは、トルコのホットミルクティーのようなもの。
ホットミルクに砂糖とサラップ粉を混ぜてとろみをつけ、上にシナモンをかけます。
サラップ粉は、蘭の花からとれるものらしい。
よく分からないけど、とにかくミルクがとろとろになります。
トルコ人は寒い時に必ず飲むそう。
雨で冷えた体に染みわたります。
(私にはちょっとくどかったけど・・・)
夕方から夜の冷えるときにはよくサラップの屋台を見かけました。
さて、雨も晴れて外に出られそうだったのでいざアヤ・ソフィアの中へ。
なんかすごい天井と
2つの宗教の混ざりを感じられる場所。
中央に見えるのは明らかにマリア様とイエス様。つまりキリスト教のもの。
でも、黒い円盤に書かれている文字はアラビア文字。
偶像崇拝を禁じているイスラム教式の装飾です。
アヤ・ソフィアが最初に建てられたのは537年の東ローマ帝国の時代。
そこを1453年にオスマントルコが占領し、メフメト2世が教会だったアヤ・ソフィアをモスクに改造しました。
この時にキリスト教を思わせるものが漆喰で塗りつぶされます。
しかし1923年にトルコ共和国が誕生すると今度は政教分離が進み、アヤ・ソフィアは博物館にされました。
漆喰が剥がされ、再び絵画が見られるようになります。
そんな歴史の積み重ねによって、この2つの宗教を同時に感じられる建物が完成したわけです。
2階にはいい感じの写真スポットがあって、みんな撮ってた。
他にも色々見るべきポイントはありそうだったものの、
私歴史苦手なんだよねー
とホスト。
私も全然勉強してこなかった。笑
歴史的建造物で何か感じたかったら、ちゃんと下調べしてから行きましょう!