イスタンブールでは、カウチサーフィングで出会った25歳の女の子の家に4泊させてもらいました。
イギリスから家族で移住して6年目。
お母さんはトルコ人、お父さんはイギリス人というホストはトルコ語と英語のバイリンガルです。
趣味は言語ということで、流暢な韓国語と少々のアラビア語、中国語を話します。
今回私を泊めてくれた理由は、同じ年ごろの女の子だったというのと、漢字が好きで中国人か日本人を探していたからだそう。
お母さん、弟、出張の多いお父さんとの4人家族ですが、私に自分の部屋を1人で使わせてくれました。
ホストの部屋には漢字やカタカナの掛け軸、張り紙がたくさん。
トルコで買ったものらしくいくつか間違ってはいましたが。
東アジアの文化に興味を持ってくれているんだなーと嬉しかったりする。
イスタンブールにはヨーロッパ側とアジア側がありますが、基本的にヨーロッパ側が市の中心部で、アジア側の方が住宅街という感じです。
ヨーロッパ側の家はとても高いか、とても古いかのどちらかだそう。
ホストの家はアジア側の団地でしたが、庭やジム、プール、カフェ、美容院、子供の遊び場など団地内で何でもそろっています。
トルコ家庭のキッチンには、常にお茶、オリーブ、チーズ、ドライフルーツやナッツ、そしてトマトとキュウリが常備されています。
これ、ほとんど朝ごはんの具材なんですね。
それもそのはず、トルコでは朝ごはんがとても大事なんです。
写真のようにオリーブやチーズ、ジャムやペーストを並べて、パンにつけて食べます。
トルコ人のカルチャーはとにかくお茶。
なにかあるごとに近所の人を誘って庭でティーパーティーをするそうです。
私のホストはイギリスから移住しているのでお茶に牛乳を入れてミルクティーにすることもありますが、一般的なトルコ人は牛乳をほぼ使わないそう。
濃いお茶に砂糖だけを入れて飲みます。
ミルク入りのチャイは全く別の飲み物よ
トルコ料理でも牛乳を使うことはほぼないらしい。
スクランブルエッグやオムレツにクリーミーさがないのは、牛乳なしで卵だけで作っているからでしょうね。
フレンドリーなトルコ人。
近所付き合いも多いようで、バスに間に合わなくなりそうだった時には向かいの家のご主人に車を出してもらいました。
優しすぎる・・・