生粋のトルコ人によると、一日で一番大事な食事は朝ごはんだそうです。
その朝ごはんの写真がこちら
パンにチーズやトマトを載せたり、ペーストを付けたりして食べます。
卵料理もついてくる。
パンはフランスパンに近い見た目だけど、耳も固くないフレッシュブレッド。
トルコ人の家でも朝ごはんを頂きましたが、卵料理以外はほぼ同じ。
家でも毎日このくらいの量を食べているようです。
とりあえずパンにつけるものから紹介
① | ブラックオリーブ | 種入り。酸味が少ない |
① | グリーンオリーブ | 酸味が強め。種の代わりに赤ピーマンが詰まっていることが多い |
因みに、ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは収穫時期だそう。
早めに収穫したのがグリーンオリーブ。
完熟を待ったのがブラックオリーブ。
トルコではオリーブが安く、一瓶10TL(200円)くらい。
話を戻して朝ごはんの続き。
② | いちごジャム | 甘すぎない。実が入っているのが普通。 |
トルコ人はジャムを作るのが好きらしい。
イチゴ以外にも、アプリコットやザクロ、さらにはスイカでもジャムを作るそう。
こういう緑っぽいジャムをよく見ますが、これは緑のイチジク
➂ | サラダ | トルコでは具材を細かく切ってペースト状にしたサラダが多い |
④ | トマト・キュウリ | トルコで主に食べた野菜はこの2つ |
トルコではビニールハウス栽培のお陰で年中トマト、キュウリが手頃に食べられる。
エーゲ海沿岸地域はトロピカルフルーツが取れるほど暖かくなる地域で、そこでもトマトが栽培されているのでトマト生産量は世界3位!
さんさんと注ぐ太陽と潮風にさらされて育ったトマトは特別美味しいらしい
では、そろそろ見慣れないものの紹介
⑤ | kaymak | パンにバター、kaymak、はちみつの順に塗って食べる。 |
⑥ | チョコレートクリーム | これはこの店でしか見たことがない・・・ |
⑦ | フレッシュチーズ | チーズクリームです |
⑧ | Kahvaltılık salça | 見た目ほど辛くはないが、ややスパイシー。 |
kaymak
白いのはチーズではなくミルク。
牛乳をゆっくり熱した後、低い温度で2時間ほど煮込む。
そして冷やす。
牛乳の乳脂肪分だけを取り出したようなクリームなので、ちょっと贅沢品。
クリームだけだと少しくどいが、はちみつと合わせるとそれはもう素晴らしく美味しいです・・・!
バターはお好みで。バターがついてこないお店もありました。
Kahvaltılık salça
サルチャ(salça)は、トルコでよく使われるトマトペースト
日本の味噌のような存在らしく、スーパーで簡単に手に入ります。
トマトが美味しい時期に大量に買って、自宅で煮込んでホームメイドサルチャを作ることおあるそう。
Kahvaltılık salçaは、このサルチャに野菜などを混ぜたペースト。
この赤は基本的にトマトの赤なので、そんなに辛くはないです。
トルコ人にとって朝ごはんが重要なのは、ムスリムの朝のお祈りが日の出、つまり5時くらいには朝のお祈りのために起きていることが関係していそう。
チーズとオリーブとトマトが安く手に入るなんて・・・
羨ましすぎるよ、トルコ。