ボリビア&ペルーの旅も最終章、ナスカの地上絵。
誰が、いつ、何のために書いたのか定かではないものの、仮説としては、
古代ナスカ人が、紀元前200年~紀元後800年頃に雨ごいのために書いたとされている。
しかし、地上で見ては絵だと認識することができないくらい大きい絵をどうやって描いたのかは謎。
ちなみに、そんな昔に書かれたものがまだ残っているのは、ナスカが雨がほとんど降らない地域で、絵を荒らすような動物もいないから。かつ、石灰などを地面に載せて書いたのではなく、表面の小石をどけて書いたからだそう。
1900年代に発見したドイツ人が、私財を投じて保護活動に励んだのも理由の一つ。
さて、リマのミラフローレンス地区からバスで4時間ほどかけてパラカスへ。
到着した時には既にセスナが飛ぶ時間だったらしく、バス停で待っていたガイドと大慌て。
車を飛ばしてなんとかピスコ空港に到着。
10人乗りで、遅刻してるのでもちろん10番目の席。
2列なのでどこに座っても窓側。
遊覧飛行ってなんだか優雅な響きだったから考えてなかったんだけど、後から酔うらしいって聞いて困った。
車酔いも船酔いもするんだけど。吐く気しかしない。
前日に自分でも適当に買い物してビニール袋を用意していたけど、ちゃんとセスナの中にもあった。安心。
ピスコ空港から飛ぶ場合、地上絵の場所まで15分くらいは普通に飛行。
地上絵の周辺に来ると、左右の窓から見られるように右旋回、左旋回してくれる。
遅刻したのでブリーフィングもなく始まってしまいいつどの絵が来るのか分からないまま地上絵ゾーンに突入、一応パイロットが英語とスペイン語で何の絵なのか説明してくれる。
酔うからちゃんと写真を撮るのは諦めて目で楽しんだ。
写真だと少しわかりにくいけど、肉眼だと説明を聞かなくてもどこに絵があるのか分かるくらいはっきり見えた。
ロイヤルファミリーの絵あたりで一人静かに吐いてました。
前の席のお姉さんも辛そうだったけど、最後に話したら吐いてはなかった。多分本当に吐いたのは私だけだな。
吐いてすっきりしたのでパラカス散策とガイドおすすめのランチ
前菜はペルー料理のカウサ、ジャガイモペーストの押し寿司みたいな感じ。
メインはペルー風パエリアって説明されたけど、リゾットの方がイメージ近いかも?
海鮮風味のご飯
ドリンクはチチャ。紫トウモロコシのジュース。
パラカスのビーチにはペルーのほかの地域にあるようなお土産以外にも、水着とか売っていて賑やかだった。
普段はアシカも来ているらしい。