今日はセブ観光最後の1日。
明後日にはマレーシア・コタキナバル行きの飛行機に乗るので、明日は洗濯とちょっとした買い物だけの予定。
観光最後の一日も、couch surfingで会った人と過ごすことにしました。
今回はフィリピン人だけどマニラ出身の24歳女性、モゼルさん。
会った時の印象は
美人さんだ・・・!
背筋をピシッと伸ばした歩き方に、優しそうな微笑み。
職業を聞いてみたらCAでした。
月に8回ほど韓国とセブを往復しているそう。
でも観光ビザはなく、現地で滞在するほどの時間もないそうなので韓国に行っても空港内で数時間過ごすだけなんだとか。
マクタン島の空港近くに住んでいるモゼルさん。
マクタン島のラプラプ像を見に行きたかったので「一緒にランチしませんか?」と誘ってみたら二つ返事でOKしてくれました。
お昼はマクタン島のIsland central Mactanの裏手にあるシーフード屋さん。
海の側でカニとエビとごはんを頂きました。
テーブルにシートを敷いて、ビニール手袋をして手で食べる!
ローカル一押しの安くて美味しい店を教えてもらえるのもcouch surfingの良いところ。
ご飯の後は、ラプラプ像を見に行きたいと言ったら一緒にジプニーに乗って連れて行ってくれました。
ジプニーはセブで圧倒的に安い移動手段。
タクシーを使えば200ペソくらいするラプラプ像まででも、ジプニーに乗ればたった8ペソ。
ただ、どこからどのジプニーに乗れば良いのか全然分からないのが旅行者には厳しい。
その後はお目当てのラプラプ像へ。
ラプラプは大航海時代の1521年にフィリピンへ偵察に来たマゼランを倒した、当時のマクタン島の首長。
マゼランと言えば始めて世界一周を成し遂げた人ですが、マゼラン自身はラプラプとの闘いで戦死しているので、実際に世界一周を成し遂げたのはマゼランが率いていた船隊です。
が、結局フィリピンはマゼランの後に来たスペイン人に征服されます。
その後もアメリカ、日本の植民地支配を受け、完全に独立したのは1946年のこと。
ただ、セブにキリスト教を伝えて現在のフィリピンを作ったのもマゼランとその他スペイン人なので、フィリピン人にとってマゼランが完全に敵かというと、そうでもないらしい。
こちらはマゼランとラプラプの激しい戦いを伝える絵画。
その後マクタンシュライン(ラプラプ像と同じ場所)でちょっと土産物を漁るもすぐに見飽きてしまったので、セブシティに戻ることに。
SMシーサイドに行ってみたいと言ったら、またモゼルさんが連れて行ってくれました。
マクタン島から結構遠いのに・・・。
ラプラプ像からジプニーを乗り継いで、まずはSM city セブを目指します。
そこからSMシーサイドへはmy busで1本。
my busは路線が限られているのが難点ですが、SM cityからSMシーサイドまではたったの25ペソ。
SMシーサイドに到着。
まあ、普通に大きいショッピングモールです。
SMシティもSMシーサイドも、SMプライムホールディングスという大きい会社が作ったものです。
SMプライムホールディングスはシー・チーチョン(施至成)という中国人。
中国人と言っても12歳の時にフィリピンに移住し、以来両親が中国に帰った後もフィリピンに住み続けた人です。
元々は貧しくてShoe Marketしか開けなかったのに、いつのまにかSuper Marketを建てられたからSMなんだよ
とお姉さんは言っていましたが、SMの由来が本当にそれかは謎・・・。笑
独立して最初に作った靴屋の名前がShoeMartだったから、その時からSMだったのでは?
とにかく、SMを作ったのは中国人。
フィリピンだけでなく中国にも店舗があるらしいです。
因みにこの創設者は既に亡くなっています。
SMシーサイドは、屋上テラスからセブの景色を眺められるのは良かった。
ここまで来てまだ4時なのでどうする?ってなり、またちょっと遠いけどモゼルさんおすすめのレストランに行くことに。
Le Vie Parisienneというところ。
Le Vie Parisienne
371 Gorordo Ave, Cebu City, 6000 Cebu
ネットで調べるとおしゃれなワインバーなのかと思いましたが、バーというよりは女子会に最適なおしゃれなレストランって感じ。
値段もそれほど高くはなく、すごく良かった!
建物内外含めて食べ物を買える場所が複数あり、どこで食べてもOK。
いろんなおしゃれな席がありました。
モゼルさんには本当にお世話になった。
you tubeでドキュメンタリーを見るのが好きらしく、日本の少子高齢化問題や自殺が多い話も知っていた。
こういう人と話すと、私ももっと外国が抱えている問題を勉強しないとなと思う。
世話してもらってばっかりで、ちっともお返しできなかったのが心残りだけど、また会いたいな。