シンガポールは東京23区と同じ面積しかないにも関わらず、空港への訪問者数は6,500万人以上。
世界のハブ空港として有名です。
航空サービス調査会社「 Skytrax 」の調査では、2019年時点で7年連続世界一!
この調査では、1,300万人の世界中の旅行者が、チェックイン、到着ロビー、トランジット、ショッピング、セキュリティ、イミグレについて回答した結果です。
因みに、2019年の2位は綺麗な空港といことで羽田空港がランクインしました。
私のチャンギ空港の利用は5回目。
今回は航空会社乗り換えのため20時間滞在。
チャンギ空港の何がそんなにすごいのか。私が感動したポイントをリポートしてみます。
空港ターミナルの構造
まずはざっくりチャンギ空港の構造を紹介。
ターミナル間の移動
公式の地図がとても分かりやすいです。
チャンギ空港には4つのターミナルがあります。
ターミナル1~3は徒歩でも移動可能ですが、かなり遠いのでsky trainというターミナル間の移動電車を使いましょう。
Sky train運行情報(2019年5月時点)
運行時間:5:00 AM—2:30 AM
頻度:4分おき
距離:各ターミナル4分
ターミナル4に関しては、ターミナル2からバスに乗ります。
ターミナル1や3からターミナル4に直接行くことはできないので注意してください。
空港から市街へ
日本都市部の電車に慣れている人からすると、メトロを使うのが一番分かりやすいでしょう。
一応、バスやタクシー、エアポートシャトルという手段もあります。
チャンギ空港のメトロの駅(Changi Airport MRT Station)には、ターミナル2または3から歩いていくことができます。
切符を買うこともできますが、何日か滞在するならEZ-linkという交通系電子カードが便利です。
日本のsuica等と同じように、コンビニなどでも使えることがあるカードで、クレジットカードによるチャージも可能です。
メトロの路線に関しては、日本の都心部で電車に乗れる人ならすぐに理解できるでしょう。
東京の地下鉄より複雑な路線図なんて見たことない。。。
ロボットが行きかうアライバル
さて、いよいよチャンギ空港のすごいポイント。
まずは飛行機を降りて、シンガポールの地に降り立った直後。
預入手荷物の受け取り場所。
そこでお掃除していたのは
お掃除ロボットでした。
シンガポールではこんなこともロボットがやっているのか!と感動することがしばしば。
カジノに行った時も、ドリンクを配っているのはロボットでした。
wifi接続方法
どこの空港でもwifiが通っているのは当たり前。
なのですが、チャンギ空港のwifiはその中でもかなり便利。
一般的に、空港のwifiに接続しようとすると電話番号を入力を求められ、SMSでパスコードが送られてくることが多いです。
しかし、正しい電話番号を入力しているのになぜかSMSが受信できなかったり。
格安キャリアだと海外では常に圏外になっていたり。
そもそもデータオンリーのSIMカードを入れていて電話番号を持っていなかったり。
SMS受信って何かと面倒なんですね。
しかし!チャンギ空港にはSMS受信以外にもwifiにつなげる方法があります。
一つはインフォメーションセンターに行って説明を受け、パスコードをもらう方法ですが、もう一つはwifiのパスコード発券機を見つける方法。
こちらはターミナル1~3にあったパスコード発券機。
パスポートの提示を求められますが、画面の説明に従うだけでwifiのパスコードをゲットできます。
ターミナル4ではこちらの新しい機械。
操作手順はターミナル1~3のものとほぼ同じです。
この機械を使ってパスコードを複数枚発行すれば、スマホとPC、など2台のデバイスでwifiを使うことも可能!
ただし、フリーwifiなのでクレジットカード情報など重要な情報を送信するのは安全のため避けた方が良いでしょう。
また、スマホは問題ないのにPCで接続できないことが多かったです。
これは原因不明。
電源スポット
wifiはゲットしたので後は電源。
チャンギ空港では電源スポットもばっちりです。
こちらはターミナル4の出発ロビーにある座席。
座りながら充電できるようになっています。
ただ、全ての座席でUSB充電しか使えませんでした。
PCなどUSB充電できないものはここでは充電できません。
ターミナル1~3にある柱状のチャージングスポットでは、立ちながら充電することにはなりますが、USB充電以外も使えます。
また、ターミナル4でもスタバの中の充電スポットなどはUSB充電以外も可能です。
インスタ映えスポットjewelって?
チャンギ空港のターミナルで過ごしていると目に入るjewelの標識。
jewelにはターミナル1~3から行くことができます。
この標識に従って進んでいくと何があるかと言いますと。
あの有名なマリーナ・ベイ・サンズ周辺の景色を思い起こさせるような巨大な噴水と、大規模なショッピングモール。
シンガポールは空港だけで観光客を満足させるつもりなんでしょうか。笑
トランジットだけで市街に行く時間がなくても、jewelに行けばシンガポールに行った感を味わえます。
出発準備はほぼ自動化
普通の空港では、チェックインが始まると旅行者がキャビンアテンダントが座っているカウンターの前に並んで、パスポートを渡して・・・という感じですが、チャンギ空港では機械相手にほぼ自分でやります。
まずは搭乗券を発行する機械。
これは成田や羽田にもありますが、チャンギ空港では日本の比じゃないくらい並んでいます。
自分が使う航空会社の名前が表示されている機械を使いましょう。
続いて預入手荷物のチェックイン。
カウンターにキャビンアテンダントは座っていません。
時間帯によってはスタッフが手伝ってくれますが、スタッフがいない場合は自分でやります。
といっても、荷物をレールに乗せて、パスポートや搭乗券を読み込ませて、顔認証させて・・・と、画面の指示に従うだけです。
最後にconfirmボタンを押すと、荷物を載せたレールが動いて預入手荷物が吸い込まれていきます。
すごく効率的!
その後、エアサイドに行くときの手続きもほぼ機械です。
パスポート読み取りと指紋認証。
顔認証をするときは、メガネや帽子のせいでなかなか確認がとれず、カメラの前に突っ立っていることになる場合があるので、できる限りパスポートの写真と同じ格好にしましょう。
超おしゃれなエアサイド
出国手続きを済ませた後は、免税店を見ながら搭乗時刻までのんびり。
世界のハブ空港、チャンギ空港には、エアサイド側も超豪華。
こちらはターミナル4のエアサイドの様子。
シンガポールっぽさが漂うおしゃれな空間。
池もあります。
やけにおしゃれな椅子。
ここで寝るのは結構目立ちますが、もう少し普通に寝られるソファもあります。笑
空港内にプラナカン博物館・・・。
本当にトランジットだけでも「シンガポールに来た感」が味わえますね。
いかがだったでしょうか。
空港だけでも色々楽しめるシンガポール。
トランジットだけでも行ってみたくなりませんか?笑
ただし、個人的にシンガポールの航空会社scootは要注意です。